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フフン。この時期にフジ日記をアップするなんて誰も思うまい。 でもシチャウヨ~。 さて、初日だからってはしゃぎすぎたツケで、 昼過ぎに起きた2日目。 毎年このパターンです。しかもほとんど移動してないモノグサな1日。 ASIAN DUB FOUNDATION【GREEN STAGE】 新作聴いても「ははあ、まだ攻めてるなあ」と思う程度だったけど、 久々にライヴ観たらすんごい楽しかった。 攻めてるけど、ひたすら直進というより、横に広がってる感じ。 ビートも体になじむユルさがあるし、パーカッションとか生音も生きてる。 何より演奏陣がみんな楽しそう。 やっぱバンドの成り立ちからして、フジと相性いいんでしょうね。 さすがにリーダー始めルックスは少々老けましたが、 バンドの印象としてはいまだに若者な感じがする。 もうそれほどとんがってる感じもないのに、なんでだろう。 ↓ ザ・クロマニヨンズ【GREEN STAGE】 座って観賞。一緒に歌ったり、ウトウトしたり。 最後の「紙ヒコーキ」を歌いながらマーキーへ移動。 ↓ TRICKY【RED MARQUEE】 んー、ぜんぜんピンとこなかったです。 かつての得体の知れない感じ、 「なんかヤバイもん観てるぞ」っていう緊張をまるで感じない。 ふつうのロックって感じ。 TRICKYにふつうのロックやられても、と思って数曲で離れました。 時間帯も合ってない気がする。 ↓ PRIMAL SCREAM【GREEN STAGE】 新作『beautiful future』の変わらなさにガッカリだったプライマル。 2年前、前作『Country Girl』のときは 「いつか聴いたプライマル」がいい、とか言ってますが。 思うに、2年前は「いつものプライマル」を バカっぽく開き直ってやってたのがよかった。 (「Country Girl」のミュージック・ビデオの ボビーが着てる浮かれポンチなスーツとか、今見てもグッときます。) そして「いつものプライマル」をノスタルジックにやってるのが今回。 もうガッカリ。 聴けばそれなりにどの曲もいいメロディ、いいムードというのが、 さらにガッカリ。 だっていい年のベテランが「いつも通り」をうまいことやったら ほんとの黄昏だもん。日曜のサザエさんですよ。 ここでボビーが泥酔して歌えないくらいヘロヘロだったら 「どこがビューティフル・フューチャーだよ!」って笑えたんですが、 しっかりみんなを楽しませるプロのステージでした。 やっぱり新作の曲はライヴで聴いてもつまんない。 と言いつつ、「ROCKS」~「COUNTRY GIRL」~「MOVIN' ON UP」で 歌って踊ってハンドクラップしてた私ですよ。 ↓ UNDERWORLD【GREEN STAGE】 こちらもぜんぜん期待してなかったアンダーワールド。 ですが、期待してなかったぶん、 「おープロフェッショナル!」と素直に楽しめました。 なんか『Everything Everything』っぽかったな、流れが。 でも同窓会っぽくはないし(現役感もないけど)、 なんかちょっとスタンダードな佇まいというか、 王道感があるというか。 VJも風船オブジェも大掛かりで楽しかった。 最後にこれでもかと湧いて出てきた巨大風船で、 キャッキャとはしゃぎました。 今思えば、もしかしたらこの人たちは、 ずっと長い間スタンスは変わらずにいて、 それを観てる私が過剰に期待したり、しなかったりと、 ずっと揺れてたんだろーか、と思いました。 ん~、でもわかんない。もうちょっと時間が経たないと。 ただひとつ、わかってるのは、 99年のUNDERWORLDは私の中で、 ベスト・アクト@フジロックのTOP3にぜったい入るってことです。 Live Everything Everything これ、内容も最高だけど(99年のフジ映像もはいってる)、 DVDってメディアを使いこなしてる感がカッコいいと思ってた。 あれからたった8年でDVDも役目を終えつつあるなんてすごいなー。 みんなみんな一斉に古くなっていくんですね、モノもヒトも!
by reiko.tsuzura
| 2008-09-15 02:53
| 音楽
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