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![]() 天気に恵まれた3日目は人の入りもそこそこで過ごしやすく、超楽しかった。「今年も辛かったろ? ほーらご褒美だ」と苗場の空に言われてる気がしつつ、いろんなライヴを堪能しました。レストランが集まったOASISエリアで「もしフレディ・マーキュリーがレストランをやったら…?」というストーリー仕立ての大道芸を爆笑しながら見てたら、この日いちばん楽しみにしてたヒョゴを半分見逃すという、フジあるあるもやらかしました。ホワイトまで本気で走った〜! そして走る甲斐のあるステージでした。 ![]() その間、子はグリーンでもうひとつの本命、Superflyを観てました。あとで合流して「どうだった? 歌上手だった?」と聞くと、いまひとつなテンション。「上手だったけど、なんかテレビで観るのと同じだった」という感想でした。なるほど、そういうこともあるね。それも生を観たリアルな感想。母ちゃんもそういう経験いっぱいあるわー。 その後、私はホワイトのKOHHへ。脳天にビリビリくる低音と鬼気迫るパフォーマンスに立ち尽くすしかなくて、さっきまで子と大道芸を観てゲラゲラ笑ってた時間とはあまりに落差の激しい強烈な体験でした。とにかく音圧がすごくて、それがゴリッと塊になって聴こえるのもホワイトステージならでは。これまで観た中でも一、二を争う凶暴な音でした。KOHHの繰り出す言葉は、ふだん母ちゃん業やってる身からすると耳を塞ぎたくなるような強烈なものだけど、同時に、これはすぐ隣にある話かもしれないと思わせる生々しさがあって。あ、ヤバイ場所に入り込んだな、という背筋の寒くなるステージでした。 これは世界最高峰のショーだと実感させてくれた初日のジャネール・モネイと、最後に祭り気分を吹っ飛ばしてくれたKOHH。このふたつのステージは、やはりフジで観てこその規模と迫力で、ここに来なければ体感できないものだったと思います。日々視野が狭くなる(気がする)母ちゃん業をやってる身としては、普段観られない世界を見て、視界を広げるのがフジに来るひとつの目的で、今回もそれをがっつり体感できた。なのでまた私はフジに行きます。マナー問題とか豪雨とかいろいろあるけど、やっぱりここでしかできないことがあるんだよね。 すごい情熱でSIAを観たがる子を見たのもおもしろい経験でした。まあ子のブームは1ヶ月単位で過ぎ去っていくので、SIAを観たこともすぐ忘れちゃうかもしれないけど、親の私は忘れないでしょう。 そういえば子はよくSIAのミュージックを観てるので、てっきりマディちゃん(ステージで踊る少女)のダンスに惹かれてるんだと思ってたんですね。だから「ライヴで生のダンスが見れてよかったねえ」と言ったら、「いや、もっとSIAが観たかったんだよねえ」と言ってました(SIA自身はステージ脇でほとんど動かず歌っていて、スクリーンにもほとんど映らなかった)。え、そうなん?と思い、改めてシーアのどこが好きなのか聞いてみたら、「いちばんは顔。まあ半分見えないけど。あと、大きいリボン」って……まさかのルックスでした。 夏休みも超あやふやな英語で歌いながら、SIAの絵を描き、お面を作ってた。言われてみれば鬼太郎とキティちゃんを足して割ったようなキャラに見えないこともない……? 子どもの感覚っておもしろいですね。 子がいちばん好きなビデオ。 そして最後に、小2はフジを楽しめるか、に対しての我が家の結論。観たいアクトがあればめっちゃ楽しめます。大人も子どももおんなじですね。 ![]()
by reiko.tsuzura
| 2019-08-31 11:52
| 音楽
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