|
97年の天神山から、毎年欠かさず行ってたフジロック。 出産を機に2年お休みしてましたが、今年1日のみ子連れで行ってきました。 晴れても雨降っても、大人でも過酷な苗場の環境。 1歳(もうすぐ2歳)ちゃんに耐えられるのか? 何持っていけばいいのか? どう過ごせばいいのか? 自分メモとして書いておきます。 渋滞に巻き込まれ、会場についたのは1時頃。 駐車場は直前に「苗場スキー場有料駐車場」を予約しました。 というのも、チケットについてきた駐車券がバスで40分(!)の神立だったから! 1日券だと神立になる可能性高いそうです。 予約した駐車場は、会場から一番遠い所だったんだけど、 小さい子がいるのがわかると駐車場のおじさんが「一台空いてるから」と 会場に行きやすい場所に替えてくれました。 おそらくスタッフ用か、予備用のスペースを貸してくれたんだと思います。ありがたい。 コワモテの兄ちゃんに「わぁ赤ちゃんかわいい~」とか話しかけられつつ、会場へ。 入場受付の長~い行列に並んでると、雨が降りだして、あっという間に豪雨。 ベビーカーにレインカバーつけても、吹き込んでおしりのところに水たまりができるレベル。 民生を横目で見つつ、とりあえずプライオリティ・テントに向かうものの、 もちろん人が溢れてる状態で、とても入れそうにない。でも子はズブ濡れ。 スペースのありそうな親子づれに「着替えさせてほしい」とお願いしたところ、 快く受け入れてくれて、乾いたタオルで拭いてくれて、オムツ替えまで手伝ってくれました。 お互いさまとは言え、このへんの連帯感がさすがフジと思った。ほんとに感謝。 その後テント内に小さなスペースを確保して、FOALSを眺めつつ、ひとまずごはん。 子は寒いのも気にせず、豪快にとうもろこしをかじっておりました。 テントの外は豪雨に雷鳴。 子はステージを指さし「あっちへ行く」というものの、とても無理(涙)。 正直、ここで帰るしかないかと思ってました。 このままじっとしてるのも寒いので、少し雨足が弱まってきたところでキッズランドへ移動。 いつも眺めるだけだったキッズランド、初めて入りましたが、なかなか本気のアスレチックが設置されてるのね~。 ここでハンモックに揺られたり、木の太鼓叩いたり、 ほかの親子連れと「ビョークまでいられるか…」という話をしたり。 オムツ替えをしようとテントに入ったら、子供たちの熱気であったか~い。 おもちゃもあるし、ウクレレ持ったお兄さんがアンパンマンの歌うたってくれるし、 豪雨で体温ヤバイと思ったら、ここに避難が正解と思いました。 しめった子の洋服を着替えさせていると、雨がやんで、 メリーゴーランドが動き始めた! すかさず2回乗り、子供大興奮。 そのままホワイトステージへ行って、ボードウォークでグリーンへ。 子供が昼寝したので、ダンナさんに預けてカール・ハイドは前方で観ました。 これが泣けた~。 新作『Edgeland』も大好きなんだけど、情緒と哀愁があって、 でもまったく枯れてない、オトナのチルアウト。 99年にホワイトで観たアンダーワールドや、 夕暮れ時の風の感じ、緑の匂い、「ここに帰ってきた」という思い、 そーいうの全部ひっくるめて、なんかボロボロ泣けました。 アホみたいに過酷な場所だけど、結局この一瞬があるからフジに帰ってくるんだよね。 その後はステージ後方で(後ろは音がまろやか)ビョーク鑑賞。 1時間以上のステージ、子は不思議と食い入るように見てました。 確かに『バイオフィリア』の世界はNHK教育っぽくもありますね。 でも唯一、「Moon」の月が満ち欠けするVJだけは「怖い」と言って、絶対見ようとしなかった。なんでだろ、おもしろいなー。 スクリーンにビョーク本人がまったく映らなかったので姿を確認できずでしたが、 宇宙から地球、そしてヒトのDNAへ、あらゆる命を歌う壮大な旅を堪能しました。 そして荷物をたたんで、今年のフジロックは終幕。 「ここで帰るなんてねー」「ここからが本番だったのにねー」と、不思議な感じ。 当然だけど2日目だから、ゲートに「SEE YOU NEXT YEAR」もなし。 でも、また来年くるからね。 大人でも辛かった豪雨のフジロック、子はグズりもせず、よく楽しみました。 帰って「楽しかった?」と聞くと「たのしかった。ばしゃばしゃした」という答え。 長靴で泥道を歩くのが楽しかったのね…。 というわけで、その2で持ち物について書きます。
by reiko.tsuzura
| 2013-07-28 23:59
| 音楽
|
ファン申請 |
||