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1.『リトル・マーメイド』 ディズニープリンセス人気No.1作品だけど、じつは初めて観ました。悲恋がトロピカルなラブコメになって、80分間に凝縮されてる。ディズニーは早く新しいプリンセスものを作ってほしい。 2.『夜のピクニック』 24時間かけて80キロ歩くっていう高校行事ならではの無意味さが最高。淡々としてキラキラしたラストは、原作以上に爽やかで味がある。本当によくできた青春映画と思います。 3.『ふしぎの国のアリス』 クラシックな画がステキ。動きもざっくりとして平面的、だからいい。「鏡の国」のアンバースデイ・ソングが聴けるのがうれしい。 4.『ゆれる』 74年生まれの女流監督作。『蛇イチゴ』もおもしろかったけど、これは前作以上。兄弟、だけど他人、だけど兄弟。ひとりっ子の私もいろいろ想像を掻き立てられた。脇の配役が何気ないようでいて、完璧です。 5.『ヨコハマメリー』 若い監督が横浜伝説の娼婦の行方を追うドキュメンタリー。白塗りの奇妙なおばあさんから横浜の戦後史が浮かび上がる不思議。シャンソン歌手の元次郎さん(超キュート)をはじめ、粋な人が次々と出てくる。ラストに魔法がかかってます。 6.『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』 日本人俳優は日本語を喋り、香港と台湾の俳優は広東語を喋る。無茶するなあ!でも、香港映画的エンタメ精神テンコ盛りで楽しい。ていうか、ショーン・ユーとエディソン・チャン目当てですいません。 7.『フラガール』 常磐ハワイアンセンター誕生の実話を基にした物語。前半のベタな笑いは好きだけど、ドラマ部分がちょっと間延びしたような。でも優ちゃんのフラは圧倒的。松雪泰子の綺麗だけど、ちょいフケた感じがいい味。 8.『カポーティ』 なんでも首をつっこむ。自分で蒔いた種を刈り取れない。そのことに勝手に傷つく。そーいう困った人間なのに、憎めない。そんなカポーティ像を、フィリップ・シーモア・ホフマンがみごとに作り上げてました。 正月休みでヒマなので、色々観てます。 年始はディズニーが観たくなるんでしょうか。 でもディズニーの新しいプリンセスものって、これかぁ……。 どれもおもしろかったけど、おすすめは『ヨコハマメリー』。 監督の地元愛が伝わってきて、 良くも悪くも時代は変わるんだなあと、しみじみ思える映画です。
by reiko.tsuzura
| 2008-01-27 15:33
| 映画
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