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本日より保育ママ通いがスタートしました。 初日は慣らし保育のため朝9時~11時の2時間のみ。あっという間に帰ってきた。保育ルームではずっと機嫌よく遊んでたそーです。おかんが消えたことに気づいてないのか? というわけで、保育園騒動記の続き。7月入園の手続きをしたところ、結果は当然のように「保留」、今をときめく待機児童になりました。 区に問い合わせたら、在宅フリーランスの私は持ち点が「19」。会社勤めだと「20」。いつ申し込んだかは問われず、毎月締め切り日に申し込んだ全員の書類を集めて点数の高い人が入っていくというシステムなので、何か月待っても会社勤めの人には負け続けるわけで。いや勝ち負けじゃないけど、そう思っちゃうよね。 保育園課の職員さんに「正直かなり厳しい状況です」と言われ、「じゃあほかに手立てありますか」と聞いたら、「認可外保育園とか……」。いや、うちからかろうじて歩ける範囲の認可外保育園は、秋以降まで予約ビッシリ、見学の予約すら数週間待ちっすよ。「あとは親戚のかたに見てもらうとか……」。いや、それできてたら保育園入れないよね。 ここで「もう仕事辞めろってことですかね」と得意の逆ギレをしたら、「じゃあ保育ママが空いてるか聞いてみましょう、担当が違うので変わります」と。そんで保育ママ担当の人が電話で「あらあら、締め切り日過ぎてるけど1枠空いてるから入れましょう」と言ってくれました。 保育ママ制度もいろいろあって、江戸川区は保育園のゼロ歳児受け入れがなくて、ゼロ歳はみんな保育ママになるみたいですね。これもいいシステムだなと思います。「ゼロ歳でいれなきゃ3歳まで枠がない」と言われたら強迫観念的に「入れなきゃ!」と思うけど、「ゼロ歳は保育ママになるけど、どう?」と言われたら、考える余地がある。ゼロ歳のうちに預けて働きたいかどうか。 きっと多くの人が「ゼロ歳の赤子を預けたい」とはなかなか積極的に思わないと思います。「こんなフニャフニャしたヒト未満な生き物を預けるなんて…」と、多かれ少なかれ葛藤(というか後ろめたさ)があると思う。それは「働かなきゃ」「働きたい」という状況や心境とは別の問題。それでもいろいろ天秤にかけて、働こうと思ったら、腹をくくって預ける。それでいいんじゃないかな。 …いや、いくない。だって「預ける先がない」んだもん。なんか、少子化だから子ども産め、税金払え、でも働くなって言われてる感じがする。なにそれトンチ話?って感じ。認定こども園とかなに悠長なこと言ってんだ!今足りてないんだっつーの!今やれすぐやれ! って23区の真ん中で叫びたい。 けど、そんなこと言っててもしょーがないので、それぞれの事情に照らしあわせて決めるしかないよね。というわけで、うちは11か月ちゃんを保育ママに預けることにしました。 面談に行ったところ、うちの子の通う保育ママは区の提供する保育ルームに保育ママさんが数人いるシステムで、プチ保育園という感じ。うちの子はひとりで立てるけど最初の一歩がまだ、という状態なんですが、「上の子が走り回ってるのを見たら、すーぐ歩けるようになっちゃいますよー」って言われた。そうそう、そういう触れあいもほしかった。 いろいろ葛藤はある。世の中に「働くな」って言われてるような虚しさも、フリーランスというマイナー稼業のやりにくさもしみじみ感じます。 でもひとつ言えるのは、11か月の育児は想像以上に楽しかったってこと。今後はプロの手も借りて、また楽しんでいこうと思います。 それから、さーて、どう働くか。仕事あんのか? それが問題だ!
by reiko.tsuzura
| 2012-07-02 22:30
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