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待機児童が話題の昨今、私の住んでる地域ももれなく激戦区。保育園に入れるためには、ゼロ歳でなんとかしとかないと、次のチャンスが3歳になると言われてます。1、2歳児はゼロ歳の持ち上がりで枠がほとんどあかないから。 ちなみにゼロ歳児の4月入園はだいたい1月上旬に締め切られる。ということは、秋以降に生まれた子はかなり入れにくいということ。1月に生まれたら4月入園で月齢3か月ですから、ちょっとそれは現実的じゃないよね。ヘンな話。 まあうちは8月生まれなんで4月入園を検討しましたが、まだそのときは寝てるばかりの赤子と仕事もできたので見送りました。 しかーし、9か月過ぎて高速ハイハイ→伝い歩きを始めた頃から、いよいよもって仕事との両立がキビしい感じになってきました。目についたもの何でも食べる、そこらじゅうですっころぶ、って感じで一瞬も目が離せない。こうなってくると、赤子を預けるか、仕事をスッパリ諦めるか、しかない。 このへん葛藤です。赤子は1000%愛されるべき、1000%ケアされるべき。これ絶対と思います。でも、1000パーセント愛するべき・ケアするべき親は、そんなに大人じゃないんですよ。まったく仕事もしないで24時間、できるだけベストな状態で赤子と向き合えるか? いやそれ、私にはムリ。 いちばん怖いのは、自分が「赤子のせいで○○できない」と思うことです。その感情が赤子に向かったら、これ最悪。 ついでに「赤子のために○○をやる」って思うのもイヤです。赤子は1000%愛されるべき、1000%ケアされるべき。これだけが基本で、あとは親とは別の人間ですから、「この子のために○○してあげる」っていう考え方は傲慢チックだと私は思います。 そんな私はものごころついたときからピアノをやらされてて、小学校受験もして、がっつり24時間おかん教育受けてました。正直ピアノ大嫌いだったんですが、先日おかんが「ピアノのレッスンしたり、受験勉強させたりするのは楽しかった」と言ってたので、そういうことなんだなあと思います。「子に○○させたい」っていうのは親の楽しみ。そのあと子が何をやりたいか、それはもう子が勝手に選ぶこと。 そんなわけで、私も少しずつ、自分の人生のために働きたいなあと思うわけです。で、近場の保育園に見学に行ってみた。そしたら80歳のすてきなおばあちゃん先生が園を案内してくれて、「今ゼロ歳児枠が1枠あいてるから早く申し込みなさい」とハッパをかけられて。よっしゃー、と7月入園の保育園申し込みをしてきました。 (長くなったので続く)
by reiko.tsuzura
| 2012-06-30 14:47
| つれづれ
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