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たいへんだ、恋に落ちました。 昨日、毛皮のマリーズ@シェルターに行って。 もちろん、もともと好きでした、毛皮のマリーズ。 でも決定的な出来事があって、心から堕ちたのは昨日。 だって今日、世界の全部が違って見えるもん。 キラキラしてるもん。 私はここ1~2年くらいかな、 青春が終わった病にかかってました。 それでも素敵な音楽はたくさんあったし、 それに関われてること、すばらしいなと思ってた。 でもやっぱり本命がいないと、はりあいがない。 根っからのミーハーなんです。 毛皮のマリーズは昨日「生まれ変わった」と言ってました。 そこで私にとって完璧な存在になりました。 「新しいことやってる音楽」「みんながいいなと思う音楽」 「テクニックのある音楽」「ルーツに根ざした音楽」 「時代に合った音楽」「時代に挑んでる音楽」 「真剣に作ってる音楽」「意志のある音楽」 「とにかく才能ある人が作ってる音楽」 どれがいいんだろう、と思ってた、ずっと。 そんなこと考えてたのは、 「これを好きなのが私」って 自分を置き換えられるバンドがいなかったから。 今なら言えるぜ、どれもいい音楽だ! たぶん私にとって「自分を置き換えられるバンド」って 水着に付ける救命用の腰ひもみたいなもんで、 「私はここ、この感情から始まってる」と思える存在。 それがあるからザブンと音楽の海へ飛び込めるし、 新しいものに出会いに行ける。 ああそうか、これをルーツって言うのかな。感情のルーツ。 しっかし趣味志向ってそうそう変わらないものですね。 人間の中身も変わらない。 どんなに頭でわかってても感動しなきゃ全然動けない自分とか、 すぐ「死ねばいいのに」って思う自分とか、 友達と大人げないケンカをする自分とか、 いいのかなあ、これで、と思ってたけど、いいのだこれで! だからいまだに音楽聴いてるんです。 私は昨日、17歳に生まれ変わったので、 好きな音楽は?って聴かれたら、 「毛皮のマリーズ!」って言います。 あの日と同じ勢いで。 毛皮のマリーズ
by reiko.tsuzura
| 2010-05-22 16:21
| 音楽
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