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![]() そろそろ月齢9か月を迎える頃に、出産記の続きです。 前回のあらすじ:赤子の心拍低下→私の血圧上昇でてんてこまい。 そうこうしてるうちに、先生から「いろいろ心配だし、 そろそろ麻酔切って産んじゃおっか」という提案が。聞いてないよー! 心から拒否したいけど「が、がんばります…」としか言えない雰囲気。 ここにきて「これが陣痛か!」という痛みも感じ始めるんですが、 麻酔が効きすぎたせいか、本格的な陣痛の波がなかなかやってこない。 まあ痛い、クソ痛いが、予想よりは絶えられる範疇の痛み。 頭の片隅で「いやたぶんこんなもんじゃねえ、もっともっと痛いはず!!」と ずーっと思ってました。 ところで「鼻からスイカ」でおなじみの陣痛ですが、 退院してまもなくの頃、朝起きるときに足がつったんですよ。 そんとき「陣痛並みに痛ーーーーぇ!!!」と思いました。 私の場合、途中で陣痛が弱まっちゃったので ほんとの陣痛ナメんな!って言われるかもしれませんが、 足がつるのも十分イテーよ。 そんな「男が経験したら死ぬ」レベルのものには思えなかったなあ。 そうこうしてるうちに、赤子も母体も弱ってるので 吸引分娩しましょうということに。 最後は腹をぐわしっと押され、赤子はスッポーンと吸い出されました。 出てきた瞬間の実感は、「え、アレが出てきた? イヤイヤちょっと信じられません」でした。 ほんと、今まさに産んだってのに 「いやいやまさかー」ってヘラヘラ笑っちゃう感じ。 お腹がぺっちゃんこになったので、そっちのほうがビックリ。 なんせ10か月も抱えてきましたからね。もう一生妊婦かと思ったよ。 だから「あれっ、腹にいない」「だからそっちに」 「いやアレはなんか違う」と頭の中で問答してました。 友達は「産まれた瞬間の感動なんてなかったよ、 痛みから解放された喜びだけだったよ」って言ってたけど、わかるなあ。 私も感動なんてなくて、あー終わったってホッとしただけでしたね。 あと分娩中に一番心の支えになった言葉が、数か月前に産んだ友達のこれ。 「大丈夫だよ~、始まっちゃえばいつか絶対終わるからさ」。 これ名言。みつをが書いていいレベルの名言。 そう、どんなに痛くても、あと数時間、最悪でも3日後には必ず終わってる! 明けない夜はない的な、あんな痛みもあったねといつか笑える日が来るわ~~~!でもイッテーなチクショーーー!!! という感じで、なんとか乗り切りました。 だから出産を控えた人が身近にいる人は、ぜひ伝えてください。 出産は いつか終わる ものだもの。 みつを もうこんなにデッカイです。
![]() 早いもんで、赤子が生まれてそろそろ半年になります。 というわけで、ぼちぼち出産のことでも書いておこうかなと思います。 結婚は紙一枚のことで正直なんの実感もなかったんですが、 出産はなかなか劇的な経験でした。 私のお産は陣痛ではなく、朝9時半の破水から始まりました。 あれってほんとに腹の中で「ふつっ」と何か切れた音がすんのね。 すぐにダンナさんの運転する車に乗って、10時過ぎには分娩台の上へ。 私は痛くもなんともないので、余裕こいてたところ、 「アラ子宮口開いてるわ、お産始まるわー」と助産師さん。 そのまま本番へ突入となりました。 しかーし、しばらく経ったところで赤子の心拍数が急激に下がり、事態は急変。 先生が「切らなきゃダメだ!」と叫び、「え、マジで?」とか思ってるうちに あれよあれよと手術セットみたいのが運ばれてきて空気ピリピリ。 助産師さんたちも集結して、救急病棟24時みたいな空気に。 鬼の形相した先生に「帝王切開するから!!」と言われ、 「えっ腹切る準備できてねー!」とも言えず、とりあえずうなずく私。 ダンナさんも呼び出された瞬間に 「緊急時はご主人の了解取らずに手術するから!」と宣言され、 「あ、はい」と返事したとたんに分娩室から追い出される。 まるでドラマのような緊迫感に包まれ、まさにまな板の鯉状態。 「なんてこった、どうしよう」と頭パニックではあるんだけど、 それ以上に先生の迫力がすごくて取り乱すヒマはなかったですね。 急ピッチで手術の準備が進むうちに子の心拍が戻り、 「通常分娩で大丈夫かも」という流れになったんですが、 これ、この日一番の恐怖体験でした。 そのあと事態は落ち着き、陣痛が始まったところで麻酔の処置。 痛みがすーっと取れて「ビバ無痛分娩!」と実感。 立ち会いのダンナさんと「さっきの痛みがずっと続くなんて無理だわームリムリだわー」と雑談する余裕も。 そうこうしてるうちに子が下りてきたので、そろそろいきみましょうということに。 でも途中で引っかかってなかなか出てこない。 そんで麻酔が効れそうになると、それなりに痛い。 このとき頭の中で鳴り響いてたのは、なぜか電気グルーヴの「富士山」でした。 高いぞ高いぞふっじっさーん!といきんでたら、ここでまた問題発生。 私の血圧がポポポポーンと上昇し、血圧を測る機械がさかんに警告音を連発。 またもや空気がピリピリして、助産師さんに 「もういきんじゃダメ、頭の血管切れちゃうから!」と言われ、 またもや「え、マジで?」。 世間では「私はどうなっても……この子だけは!」って心境になるって話、 よく聞くじゃないですか。 自分もそんな神聖な気持ちになるのかしらーと思ってたけど、 このとき私の頭の中は「死ぬの困る!死ぬの困るわ~~!」でした。 まあ子の心拍が安定してたっていうのもあるんだけど、 33年培った人間性はそんな劇的に変わるもんじゃないなと思ったりしてました。 (続く) ![]() 1年以上ぶりの更新になります。 この1年で何やってたかっつーと、結婚して出産してました。 子もそろそろ3か月になります。 生まれたときは2,7キロだったのに、今はもう5,4キロ。 いつのまにか倍の大きさです。はやいはやい。 子育てはたいへんだよーマジたいへんだよーと聞いてましたが、 じつは今のところ、あんまり育ててるという感覚がないです。 なんというか、子って勝手にすくすく育つなあという感じ。 もちろん母乳あげたり、おむつ換えたりはしてるけど、 ちょっと背を押すだけ、それだけでめきめきデカくなっていく。 だいたい生命力としては自分よりよっぽど強い感じがするんですよね。 顔見たらニヤニヤ笑って、おなかすいたらさもかわいそうに泣いて、 世話せずにはいられない!と思わせるちからがすごい。 赤子は泣いたり笑ったりが仕事というけど、 そういう意味じゃすげー仕事人ですよ。 極端な話、私がいなくなったらこの子どうなっちゃうの~とか思わない。 たくましく育っていくだろうって思わせるちからがありますね。 ちっこいくせに、やっぱりひとりの人間、一人前なんですよ。 あとはそのときどき手を添えるというか、 サポートしていけばいいんだろうなと、 子育てってそんな感じかなと思ってます。 まあそう思えるのも、家族の協力と子の健康があるからですが。 しかし今でも他人である子が自分の腹から出てきたことが不思議でしょうがない。 せっかくなので、そのうち出産経験についても書きたいと思います。
すばらしい作品があって、 大好きなミュージシャンがいて、 100%だと思えるインタビューができなかったときほど 悔しいことはないな。 文字に起こしながら自分内反省会したけど、 うーん、これは私がいっぱいいっぱいだ。 ここでこう軌道修正すれば、とか ここでこう返せば、みたいなことは思うけど、 なんというか、全体的に、 「もうちょっと力をつけましょう」みたいな感じ。 でも、そういう音楽は 聴くたびに発見があったりして、 おい自分、いい音楽をそんなカンタンに 言葉で掴まえられると思うなよ、とも思う。 いやー、がんばろう。 と、自戒をこめて。 たまには私もこうやって反省するんですよ。 好きなことだけ反省できんの。 あとはできないの…。 今年は音楽を聴くのがとても楽しいです。 ![]() 今週末は、富士急ハイランドに 「フジフジ富士Q」を観に行ってきました。 コニファーフォレストでライヴ観るの、じつに15年ぶり!! なんかすごいことになってた出演者ラインナップはここ。 私はフジファブのメンバーとは同世代だから、 憧れてた上の世代のアーティストもだいぶ、というか、 ほぼ全てカブってます。 くるりの岸田さんも言ってましたね。 「バンドマンとしてうらやましいイベントだ」って。 イベントは、フジファブのメンバーが演奏して、 各アーティストが2曲ずつ歌っていくという流れ。 「あ、その曲、この人がやるの?」っていう 組み合わせにいちいち納得したり、驚いたり。 そして、本当に志村氏の作る曲は変テコリンだなあと 終始実感してました。 だってライヴを何百本と繰り返してきたベテラン・シンガーたちが 一様に歌にくそうなんだもんね。 おかしな転調に、おかしなリズムの切り替わりに、 上下の音階を激しく行き交う歌メロ。とにかく妙! 私はこの人の和声的短音階の使い方が好きなんですけど、 たぶんそういうのも、無意識で使いこなしてるんだろうなあ。 あと、盛り上がりそうで盛り上がんないサビね。 そういう曲を一生懸命歌っちゃ台無しだし、 かといって力抜いちゃ歌えないだろうし。 正直今まで、志村氏もライヴでは 自分の楽曲に追いついてない場面、あったと思います。 だからいろんなシンガーの歌い方を見ながら、 「ここでこう力抜くといいのか!」とか 「こういう力の入れ方、アリなのね!」とか思ったりして、 その後、すっごい悔しくなりました。 だって歌ってる本人にとって、こんな勉強できる場所、ほかにないよ。 そう思ったら、やっぱりすごい悔しかった。 そんで、ずっとこう思ってました。 死ぬなよ!!!!! ほんとに。死なないで、もっと曲作ってほしかった。 こんなの、もっと身近な人は何万回も思って、 思っても口に出せないことだろうし、 あと言葉も悪いけど、すいません。 ずっと悔しくてこう思ってました。 なんか「虹」の歌詞じゃないけど、 「言わなくてもいいことを言いたい」気持ちになったんです。 でもみんな、全然湿っぽいムードじゃないのが このバンドらしくてよかったです。 思い出話するにも笑いまじりでね。 梅雨明けの晴天で夕陽がきれいだったりとか、 途中、雲隠れしてた富士山がばっちり見えたりとか、 三日月が浮かんでたりとか、いろんなシーンがありました。 最後はフジファブのメンバーとゲストが 一緒に映った写真とともに「若者のすべて」が流れて、 最後にデッカい花火。 エンドロールに気を取られてたから、あれはやられたなー。 きっと何年経っても思い出してしまうな。 それにしてもモッサリ暑い夏の夜に、 フジファブリックの音楽は合います、すごく。 ![]()
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